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ALCD-94 《声の幽韻》 松平頼則作品集III(CD)

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正題:《声の幽韻》 松平頼則作品集III
副題:
作曲:
編曲:
作詩:
種類:CD
編成:
演奏:奈良ゆみ(ソプラノ)
ピエール=イヴ・アルトー(フルート)
てん・仁智(箏)
上野信一(打楽器)
収録曲:松平頼則(1907〜2001):
●おほかたの(藤壷)[賢木(さかき)の巻](Vo.+Perc., 1991)
●つれづれと(浮舟)[宇治拾帖] (Sop.+Fl., 1998)
●おくとみる(紫の上)[御法(みのり)の巻] 奈良ゆみ編曲 (Sop.+Fl., 1995)
●三つのオルドル ソプラノとフリュートと箏のための (Sop.+Fl.+Koto., 1994)
●三つの古い日本の歌 (Vo., 1999)より
I . 催馬楽 美濃山
III. 声明 陪臚
●明けぬ夜に(明石)[明石の巻](Vo.+Koto,m 1991)
●まぼろしの宴(プロローグ、品玄、入調) (Sop.+Perc., 1994)
●鳥(迦陵頻[かりょうびん])の急 (Sop.+Fl., 2001)(遺作)
●いにしへの日は[三好達治 詩](Vo., 2001)
作曲年 :
演奏時間:
JAN/ISBN コード:4530835 110033
録音:相模湖交流センター 2012年5月8-9、16-17日
制作:
発行元:コジマ録音
制作日:2013/03/07発売
枚数:1枚
備考:雅楽の素材を西洋音楽の技法で扱い、唯一無二の世界を紡ぎ続けた作曲家・松平頼則(まつだいらよりつね、1907〜2001)の晩年の声楽作品集。1991年の作品「おほかたの(藤壷)」から遺作となった2001年の「鳥(迦陵頻)の急」に至る9作品は、技法を大きく凌駕した松平が最晩年に到達した芸術的昇華を伝える。

作曲家が全幅の信頼をおいたソプラノ歌手・奈良ゆみの魂の絶唱を支えるのは、フルートのピエール=イヴ・アルトー、箏のてん・仁智、打楽器の上野信一。松平の音楽を熟知する演奏家の手によって、音楽界の至宝がいま、あなたの耳に谺する。



奈良ゆみ(ソプラノ)
 幼い頃より、グレゴリオ聖歌、詩吟、タンゴに親しむ。声楽を志し岩本喜仁氏に教えを乞う。相愛大学声楽科在学中にフランス音楽に魅かれ、卒業後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に入学、メシアンに注目される。以後、パリを拠点としてヨーロッパ各地で盛んな演奏活動を展開。色彩感にあふれた声と創造的な表現力は、とりわけ現代音楽の分野で注目を集め、多くの現代作曲家が彼女に曲を捧げている。また、舞台における独特な存在感と演技力が評価され、ピーター・ブルック演出の『骨』や『マハーバーラタ』にも出演している。パリ・バスティーユ・オペラ座で演奏されたメシアンの『ハラウィ〜愛と死の歌』をはじめとして、シェーンベルク『月に憑かれたピエロ』、モーリス・オハナのモノオペラ『三つの御花(オハナ)の物語』、中世から現代作品までア・カペラで綴ったスペクタクル『ソロ・ヴォイス』公演などが高い評価を受ける。またフランス政府文化省の派遣により、サティとフランス六人組やラヴェル『シェエラザード』など、フランス歌曲を東欧・ロシアで紹介するリサイタルを数多く行っている。さらに、西鶴の『好色一代女』のテキストを使ったジャン=クロード・エロワの作品『リベラシオン』や、松平頼則のモノオペラ『源氏物語』の歌い手として、日本の音楽・文化が西洋の現代音楽と結びつく可能性を明示した。
 日本では、ドビュッシー『ペレアスとメリザンド』(ジャン・フルネ指揮、東京都交響楽団)、プーランク『人間の声』(ワッセルマン演出、寺嶋陸也ピアノ)などを歌う。2001年からは毎年2回大阪モーツァルト・サロンで『フランス歌曲全貌シリーズ』を中心にクリエイティヴなテーマのコンサートが催されている。CD録音も数多く、ヨーロッパでリリースされた『ドビュッシー歌曲集』(ピアノ:クロード・ラヴォワ) は、仏音楽誌(ル・モンド・ド・ラ・ミュジック)で最高推薦盤に選ばれ絶賛を受ける。

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